早慶付属高校を目指すなら、中２の夏休みから

慶應の英語は特別な対策が必要です

御三家等の難関中学受験対策は、４年生から始めるのが通説となっています。

それでは、公立中学に通う生徒さんが、早慶付属高校を目指す場合、受験対策はいつから始めるべきでしょうか？

わたくしは、中２の夏休みから始めることをお勧めします。

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公立中＆〇アカで大丈夫ですか？

早慶付属高校（首都圏では、慶應義塾高校＜日吉＞・慶応志木高校・慶応女子高校・早稲田実業高校・早稲田高等学院・早稲田本庄高校）は、ほぼ全員付属大学に進学できることから例年大変な人気で、偏差値が高い難関校です。

よくあるパターンが、何らかの理由で中学受験を回避した（中学受験塾SやNに通っていた場合が多い）生徒さんが、〇アカに中１から通い早慶付属高校を目指すというものです。

確かに、〇アカは早慶付属校への合格実績が多いことから、高校受験でリベンジしようというお考えであると思われます。

しかしながら、

１、最上位クラスのTの生徒さんであっても、早慶全滅は普通

２、慶応志木・早稲田本庄は東京都の私立高校解禁日である２月１０日以前に受験可能であるため、早慶合格者数は一部の優秀な重複合格者によるもの

であるのがまぎれもない現実です。

〇アカのTクラスでさえ、中３の夏休み前に中学数学を履修し終えるというカリキュラムになっているので、遅くとも中３の一学期までにTクラスに入れなかった生徒さんが、早慶付属高校に合格するのは至難の業です。

早慶高校合格のためのカリキュラム

過去問をご覧いただければわかりますが、早慶高校入試では、数学では、整数問題・数列・メネラウスの定理、英語では、分詞構文・仮定法、等々高校で履修する単元が普通に出題されます。さらに、国語では、法律・経済・哲学分野の大学受験問題にしてもおかしくないような高度な内容の文章が出題されます。

そのため、早慶高校に合格するためには、

１、中２で中３までの教科書レベルは履修し終え

２、中３は難関校専用高校入試問題集と過去問演習に特化

するのが合理的と考えます。

K 8慶應義塾高等学校 2020年度用 9年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

慶應義塾高等学校 2020年度用 《過去9年分収録》 (高校別入試過去問題シリーズ A11)

T10慶應義塾女子高等学校 2020年度用 8年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

S 4慶應義塾志木高等学校 2020年度用 7年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

慶應義塾女子高等学校 2020年度用 《過去8年分収録》 (高校別入試問題シリーズ A13)

慶應義塾志木高等学校 2020年度用 《過去7年分収録》 (高校別入試問題シリーズ A12)

手前味噌ですが・・・

〇アカのTクラスに中２の終わりまでに入れなかった生徒さんで、早慶高校を目指していらっしゃるなら、迷わず家庭教師を受講することをお勧めします。

中２の夏休みから家庭教師を受講するとなると、費用がネックとなることは否定しません。

ただ、

１、生徒さんに合った（相性の悪くないという意味→人間同士なので、これが厄介です！）、早慶高校レベルの受験に慣れている家庭教師を探すのは極めて困難であり、思いがけず探すのに時間と費用がかかる場合が多いこと

２、早慶高校に合格できれば、予備校や塾に通う費用・大学受験費用（多額です！）がほとんどかからないこと

を斟酌すると、中２の夏休み前に動くことを強くお勧めする次第です。

S 6早稲田大学本庄高等学院 2020年度用 9年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

T14早稲田実業学校高等部 2020年度用 7年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

T11早稲田大学高等学院 2020年度用 8年間スーパー過去問 (声教の高校過去問シリーズ)

早稲田大学本庄高等学院 2020年度用 《過去9年分収録》 (高校別入試過去問題シリーズ A10)

早稲田大学高等学院 2020年度用 《過去8年分収録》 (高校別入試過去問題シリーズ A7)

早稲田実業学校 高等部 2020年度用 《過去7年分収録》 (高校別入試問題シリーズ A9)

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