令和2年の高校入試を振り返って
首都圏私立高校入試もひと段落し、生徒さんから続々と吉報が届いています。
今年は、専修大学松戸高校、早稲田佐賀高校、立教新座高校、早稲田本庄高校、桐朋高校、慶應義塾高校、國學院高校、国学院久我山高校、明大明治高校、明大中野高校、中央大学杉並高校、等々に合格者を出すことができました。
今年の高校受験を振り返ると、やはり
「早慶付属高校合格は簡単ではない」
ということを痛感しています。
今年度の生徒さんも、残酷ながら、慶応志木高校2次、並びに、早稲田高等学院高校が不合格となってしまいました。
早慶付属高校に合格するには
そこで、今回は早慶付属高校に合格するための必要条件をわたくしなりに考えてみました。
余談ですが、〇アカ等の大手集団塾ではクラス分けがあるので、
通い始めて半年位で、最上位クラスTに上がれない場合には(能力的に)
早慶付属高校は難しいと思います。
手順1
英数に関しては中2の夏休みまでに中学履修範囲を終了する。
国語については、漢字及び語彙力強化と國學院高校の過去問レベルの問題集を解く
問題集は「シリウス」「新中学問題集」の標準編が良いでしょう。
シリウス購入
新中学問題集購入
面倒な方は
または
メルカリ
でどうぞ!
市販のものなら
また、W〇カデミーのTクラスに通塾されている方
(但し、Tクラスでない場合は、家庭教師またはWアカ個別塾に変更した方が無難です)
は「上位校への数学」スタンダードレベルのマスターと考えてください。
手順2
中2秋~中2終わりまでにGマーチレベルの過去問や同レベルの問題集を解く
問題集は「シリウス」「新中学問題集」の発展編
が良いでしょう。
または、
をお勧めします。
なお、Wアカ数学では、上位校への数学レギュラーをマスターしてください。
また、「英熟語必勝トレーニング850」の暗記に努めましょう。
手順3
中3になったら、早慶付属高校及び国立付属の過去問を5年分、最低でも2回解きましょう。
過去問は青本ではなく、黄本を購入しましょう。
青本は著作権の関係で記載されていない問題が多々あるからです。
できれば、黄本と青本の両方買いましょう。
数学の解説が青本の方が良い場合もあるからです。
受験は総力戦ですので、教育費はケチってはいけません。
マシンガンと戦車のどちらに分があるかは、火を見るよりも明らかです。
なお、Wアカ数学では、上位校への数学アドバンス・ファイナル
を完璧にしましょう。
解説を参照してもわからない場合は、基礎学力が劣っていることを認め、
家庭教師や個別塾の先生に質問しましょう。
最後に、早慶付属等の難関校入試は選抜のため、時間内では解けそうもない
問題が必ず出題されるので、そのような問題を深追いするのは止めましょう。
そのような問題は自分では判断が難しいので教師に尋ねてください。
その他
古文と英語リスニングについては、長くなるので、別の機会に書きます。
それではまた。