早稲田本庄高校の唯一最大の弱点
早稲田本庄高校は「間違いなく素敵な高校です」。
オープンキャンパスに行けば一目惚れすること間違いなしです。
でも、でも、でも、
東京在住の場合、遠距離通学はボディブローのように効いてきます。
本庄早稲田駅の先は、すぐスキー場ですから!
合格の喜びも長くて3カ月、その後は遠距離通学が日常になります。
経済面
東京駅⇒本庄早稲田駅までの、1カ月の通学定期代は約6万円、3カ月で約17万円です。
一年で10か月分の定期を購入するとして、単純計算で、年間約58万円、3年間で174万円かかることになります。
さらに、諸経費込みの授業料3年間で、約3百万円かかります。
とすると、その他諸々も加えて、ざっと5百万円の支出となります。
新幹線通学
メリット
・東京駅から1時間弱
・座れる、食事・ゲーム等も可能、トイレもあり快適
デメリット
・新幹線の本数が少ない
・高校生活の楽しみの一つ(?)寄り道がほぼ不可能
よくあるご父兄の声
・早稲田大学有力学部へ無試験入学できるなら、出費は覚悟している
・付属中学がないので、友人が作りやすいと思う
・遠距離通学者が多いため、始業終業時間の配慮があり安心
・寄り道できないので、かえって安心
・自然の中で、青春を謳歌してほしい
・試験日程が重ならないので、ワンチャンスに賭けてみる
・賃貸マンション住まいなので、引っ越しも視野に入れている
・ラッシュに遭わない
よくあるパターン
・早稲田本庄と慶応志木・慶応日吉・慶応女子・早稲田高等学院・早稲田実業のいずれかにW合格した場合、わたくしの受講生様に限って申し上げると、100%早稲田本庄に入学なさいませんでした
・早稲田本庄とGマーチのW合格の場合は、100%早稲田本庄に入学されています
・受験勉強のスタートを早めにし、英語と古文に注力することで、早稲田本庄以外の付属校合格を勝ちとる受講生様がいらっしゃいます
私見
早慶の大学に入学希望の生徒さんは、高校入学時点で大きく2つの選択肢があります。
1、早慶付属高校に合格
日程を調整すれば、男子生徒さんなら早慶付属高校を3~4校受験可能です。
中2になったらすぐに早慶付属高校に特化した受験勉強を始めましょう。
2、早慶の大学に多数合格者を出している高校に入学する
学年で上位50番以内なら、指定校推薦で早慶大入学も可能です。
Gマーチ付属高に入学すると、ほぼGマーチ大に進学することになるので、
あえて、大学の無い高校に入学するのも良いかもしれません。
特に、2月10日・11日は有力校の受験日なので、大学の無い私立高校の合格可能性は高くなります。
いずれにせよ、早慶高校は難易度が高い
早慶付属高校合格者は200人に1人くらい、中学校で学年トップは当たり前のレベルです。
したがって、塾や家庭教師の力を借りながら、早慶付属高校対策専門の勉強をしなければ合格はかなり難しいといえます。
勉強の開始時期としては中1からが望ましいのですが、中2の夏休みには初めて欲しいところです。正直なところ中2冬休みからでは手遅れの可能性が高いと思われます。
「部活をやりながら早慶高校受験をしたい」「習い事をしながら早慶高校受験をしたい」という相談も多数寄せられますが、そんな甘くはないことがお判りになると思います。