私について
私の高校の偏差値は52でした。
高校受験で失敗し、第2志望の高校でした。
自分なりにすごく勉強頑張っていたのですが第1志望に落ちてしまったため、どんなにやっても自分はできない人間だと思い、高1・高2は全く勉強しませんでした。
模試の偏差値は40~50くらいでした。
高2の3学期、三者懇談がありました。担任から「〇〇はFランしかない」と脅され、そこで自分がやばい状態にいると気づきました。
でも、勉強のモチベは0だったので、まぁどれだけ低い大学でも行けたらいいやと思っていました。
しかし、YouTubeを見るとFランは悲惨だったし、周りの友達は、高いレベルの大学を目指していて、そんな人達が朝早く学校に来て、放課後残って、休み時間を使って、ずっと勉強している姿を見て純粋に「かっこいいな」と思ったんです。
そこで、1年間頑張ってみようと思いました。
家庭教師
自分ではモチベが上がらないので、親に土下座して家庭教師をつけてもらうことになりました。高2の春休み頃です。
YouTubeでマーチに入れば困らないと言っていたので、マーチのどこでもいいでので入りたいと思いました。
夏休み前に、担任に○○(身バレ防止)を目指したいと言いました。
椅子からコケるような反応でした。今までの成績からすれば、当然の反応ですね。
でも、そのことで余計にやる気に火がつき、X先生(注:家庭教師であるわたくし)に土下座して頼みました。
あとから後悔したくなかったので、1日中ずっと勉強し続けました。
成績
でも、夏休み明けの模試で夏休み前に受けた模試と偏差値がほぼ変わりませんでした。赤本を解いても最低合格点まで100点以上ほど足りず、正直病みました(笑) 。
当時とても仲良くしてた友達はみんな推薦を貰っていたので、全部捨てて遊びたい気持ちになって、本当に諦めたいと思っていたのですが、遊ぶのを我慢して死ぬ気で勉強した夏休みが全部無駄になると思ったら恐ろしく、また、友達がたくさん応援してくれていて、そんな応援の声にも応えたく、やっぱり諦めきれませんでした。
覚醒と不安
そして、11月の模試でいきなり偏差値が60点台になりました。本当に驚きました。
クリスマスもお正月も勉強をし続け、年が明けた1月、過去問を解いて初めて合格最低点にのりました。
しかし、その時点でもう受験までラスト1ヶ月。本当に受かるか受からないかギリギリのラインだったと思います。2月に入り、不安だらけで夜毎日涙が止まりませんでしたが、それでもラストスパートで勉強し続けました。
結果発表
受験結果は、7学部中2学部受かりました。
本当に1年間頑張ってきてよかったなって全てが報われた気がしました。
大事なのは、何があっても諦めない気持ちです。
1年間本当に暗闇の中を歩いている気分でした。
受けた模試はほとんどC判定以下。
それでも、X先生を信じて勉強してきてよかったと思っています。
受験生の皆さんへ
最後になりますが、長いようで短く、短いようで長い受験勉強期間、モチベを保つことが最も重要と思います。
X先生との雑談で気分が晴れたことが何度もあります。
先生と親に感謝です。
皆さんも頑張ってください。
家庭教師からひと言
S君、大学合格おめでとう。
正直、初めは依頼をお断りしようと思っていました。
経験上、可能性が低かったからです。
でも、面談時のS君やる気とご両親の熱心さを信じて本当に良かったと思っています。
S君だけではなく、わたしくしにとっても勉強になった経験でした。
充実したキャンパスライフをお過ごしください。